

「ゆっくり」「いろんな正解」を味わうこと
小学生の頃に出会った、ミヒャエル・エンデの『モモ』。 私が生きる上で大切にしている本のうちの1冊です。 モモは灰色の男たちから、人々から奪われた豊かな時間を取り戻すのだけれど、 その道すがら、カメのカシオペイアと逆さま小路で反対向きになって、...


子育ては雪かき
子育ては、おおかた雪かきみたいなものだ。 次から次にやってくる要求(ごはんの食べかすを拾うだとか、散らかったおもちゃを片付けるだとか、絵本を読むとか、洗い物に料理に洗濯、とにかく、もういろんなこと!)をこなしているだけで、あっという間に時間が過ぎていく。...


世界は、名付けられる前の姿をしている。
春が来て、こどもは歩き出す。 転んでもすぐに立ち上がり、目を輝かせ、前へ前へと進んで行く。 おかあさんのことなんて、すっかり忘れて駆け出す。 これはなんだろう、あれはなんだろう。 ずんずん ずんずん。 きょろきょろあたりを伺いながら、よりみち道草。...


子育て日記 —縄文と赤ちゃん−
30年間知らなかったけど、出産と育児は実に野生的な行為だった。 これまで経験してきた文明的な生活・仕事は一体なんだったんでしょう! 野生動物のような寄声をあげて、ワイルドに乳に噛み付く。 気に入らないと、破れそうな声で泣き叫ぶ。...


あたらしい10年の始まりに。
3月に迎えた30歳、あらたな10年が始まる!とわくわくする気持ちと、「もうここまできてしまったか。」という、ちょっとしたおどろきに満ちた春になりました。 秋、庭に植えたチューリップの球根。 「陽がちょっと長くなってきたかな」と思ったらむくむくと芽を出し、あっという間ににょき...


結びを育てる 〜東北の旅〜
年初に、青森県から年賀状が届いた。 昨年の9月、青森を訪れたときに出会った宿のお父さんお母さんからだった。 旅で出会ったそのときの、 素朴で、ひかえめで、あったかい 心とか 感じとか 佇まい そんなやわらかいものが直球でやってきて、...


遊びをせんとや生まれけむ ー熊野ー
夏の終わりに、熊野へ行ってきました。 かつて後白河法皇や後鳥羽上皇が、毎年のように詣でた熊野。 なんでわざわざここまで来たのか、教科書で知った頃から不思議だった。 京都にいれば、何の不自由もない。ふらっと旅行をしたいだけなら、もっと利便のよい風光明媚な場所も近くにいくらでも...


その言葉が表現しうるやさしさと善意のすべてであるアロハ
二度目のHawaii(今回はOafuだけ)に行ってきました。 イザベラバードの「ハワイ紀行」を携えて。 (池澤夏樹の「ハワイイ紀行」も携えてましたが、前回の旅で読み耽ったので、今回はおやすみ。) イザベラバードは1831年生まれのイギリス女性旅行家。...


伊勢神宮 白いヴェールの先へ
「この神風の伊勢の国は、常世の浪の重波(しきなみ)よする国なり、傍国(かたくに)のうまし国なり、この国に居らむと欲(おも)う」(日本書記 天照大神) 伊勢神宮で、御垣内参拝をしてきました。 白いヴェールの向こう、神様の御前でお参り。...


レオナルド・ダ・ヴィンチとマルク・シャガールと斎藤吾朗さん
近所の渡会さん(行きつけの、おもしろい酒屋さんです)のすすめで、 斎藤吾朗先生(画家)の個展@西尾市 に行ってきた。 斎藤さんは1947年西尾市生まれ。 ルーブル美術館で日本人として初めて『モナ・リザ』を公認模写したんだそうです。...








































