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法隆寺の五重塔の下〜1400年、慢性頭痛に悩まされてるんだ〜

  • 2015年12月6日
  • 読了時間: 3分

夕暮れ時、12年ぶりの法隆寺。

ここまではふつう。

1400年もここに建ってるなんて、すごいなぁ〜。やっぱり迫力あるね、いいね、

と、思ってたら!

五層がはじまる屋根と屋根の隙間に・・・・

うむむ〜

うぅ・・・・・

つかれたよ〜

おれは1400年、慢性頭痛に悩まされてるんだ・・・

という声が聞こえました。(心の中に、届きました。)

なんとこの変な(いや、可愛い)4匹の子が、五重塔を支えてるんです。

日本最初の世界文化遺産「法隆寺」なのに、1400年も可哀想な思いをしてる子がいるなんて知りませんでした。

それから・・・金堂の中にいた、わがくに最初の四天王像(白鳳時代)。

うん、威厳があっていいですね。しかし・・・

どや。

うゔぇ〜

どや。(これでもかっっ!! )

うぅぅぅ〜(おなかはやめてよ、消化に悪いから!)

1400年も踏んづけられて、もうよかろうよ!!許してあげようよ〜と、なんともいえない気持ちになる。

むずかしいことは置いといて、

あの子たちを見ていると、

もしかしたら、むかし法隆寺を建てた人たちに、「あそび心」もあったんじゃないかな〜と思いました。

四天王さんたちの勇ましい顔を見れば、もっともっと怖い鬼をつくることもできたはず。

でも、ちょっと外す、というか、なんともいえないにくめない奴(鬼太郎でいうところのねずみ男みたいな)、をそこに置くことで

「あそび」をつくったんじゃないかって(まったくの自論ですが!)思いました。

今見ても新しい、自由でおおらか、少し外して粋なかんじ。

万葉集もそうだけれど、このくらいの時代の芸術や文化はのびやかで、人間らしさが滲み出ていて、

嘘がなくて、ほんものだ。

これは長谷寺の天井ですが、百人一首の作家さんたちが一同に会されていました。

ここにいる皆さん、

誰もいなくなった真夜中に

みんなでこそこそごそごそ会話してるんじゃないかな。(ハリーポッターの絵画みたいな。)

法隆寺のあの子たちも、

居眠りし始めた広目天さんの足下からこっそり抜け出して、

「やってらんないよ〜」なんてみんなで愚痴ってんじゃないかな。

五重塔を支えてる子たちは、抜け出したりしたらたいへんな騒ぎになるから・・・

たぶん1400年皆勤賞、お務めご苦労さまです。

なんて妄想がふくらみました。

そうだったらいいな〜。(いや、ないけどね!しかし、それにしても五重塔の子がかわいそうだ。笑)

そして、最後にまたまた衝撃の・・・・

五重塔の内部。

うおぉぉぉぉ!!!

もうすぐお釈迦様死んでまうねん、これからどないすねん!!

時代のパワーというか、「仏教」が入ってきたばかりの頃の熱みたいなものを感じました。

この時代の人にとっての仏教は、どんなかんじだったんだろう。

でもこの朔像をみてると、とっても人間味のある温かい存在としてのお釈迦様だったんじゃないかなと思う。

じゃなきゃこんな泣き叫ばない!

こうやって「ことばじゃなくても伝わってくるもの」のすばらしさを、最近思う。

つくり手の想いがこもった「モノ」も、愛情をかけて育てられた「人」も、

なにもいわれなくても、そのモノ(人)がなにも言わなくても、伝わるものがある。

ことばじゃない部分を、たくさん感じられる人になっていきたいとおもう旅になりました。


 
 
 

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