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Viet Nam -ホーチミン-

  • 2015年1月4日
  • 読了時間: 7分

なんてたくましい人たちなんだ!!

えらいとこ、来てしまった‥‥

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シクロは最大4人乗り。(HONDAとYAMAHAがたくさんいた。安いからTOYOTAより人気とのこと。)

信号機がないとこがある。(反対側の様子をみて、まぁ判断しなはれ〜、ということなのか?!)

みんな怪しい布マスクとヘルメットしてる。(そのキャラクターは、キティちゃんのつもりか?!)

母ちゃんは平気でシクロにまたがり乳飲み子を抱えている。(落としたらどうするんだ!) 後ろの彼女はミニスカで横乗り。(それやれるの、ほんとは馬と自転車だけだからね。)

道を歩けば これでもか!というほどの シクロ、バイク、タクシー、車の洪水。

歩道もお構いなしに、シクロがびゅんびゅん走る。

みんなでクラクションの大合唱。

工事中でもなんのその、真横をドリルがつんざき、機械も穴もそのまんまむき出し自己責任。

安全とか安心とかエコとか、そんなものをウリにしている日本じゃ考えられないその光景。

きっとすべてが自己責任。たくましくなくっちゃ生き抜けない。

善とか悪とかを超越している、むき出しの人間味にあふれたこの街、こりゃないでしょ〜でもめっちゃいいな!と、日本の中できれいに四角くまとめられていた五感が、身体の外まで解放された初日。

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私にとってホーチミンは、「真夏の国」でした。

季節の生まれ変.わりのない国の、急激に変わりゆく新しい都市。

メコン河のように、ずーっと昔から同じように流れているんだろうあつい空気の中で、

朝から夜まで夢中になって歩き倒したホーチミンは、最初の印象を通り越してはるかに表情豊かでした。

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その1【スイティエン公園】(世界一怪しいテーマパーク)

このスイティエン公園は、東京ディズニーランドやUSJと並んで『世界の有名テーマパーク12選』に選ばれています。

ここは元々は林と沼ばかりの土地で、スイティエン(妖精の泉)の名前の由来は、その林中の泉に七人の女神が宿るという伝説からとのこと。

ベトナム神話の世界を表現したテーマパークといわれ、面積はディズニーとシーを合わせたよりも広いんだそう。

園内の至るところにイカレた(イカした?)オブジェがはびこっていて、「奇界遺産」という本においては『狂ったディズニーランド』と言われているらしいです。

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(タイトル 「アルミホイルだよね」)

いや、アルミだよね?

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(タイトル 「遠くからみると、シンデレラ城」)

公園に入る前、バスからみえてたシンデレラ城は彼でした。

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(タイトル 「八寸法師」)

どんな修行の旅へ行かれるのですか。

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(タイトル 「どっちかっていうと とも○ち」)

20世紀少年を思い出すのは、私だけでしょうか。

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(タイトル「リアルスーパーイタイワニー」)

こちらがかの有名なゲーム「スーパーイタイワニー」。

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ヒィヒィうなりながらワニ釣りをしていたら、ほかの人たちも次々やりはじめました。

いったいどの辺がベトナム神話なのだろうか。

ちなみにその場でワニ皮の財布やバッグが販売されていました。(あわわ‥‥なんと現実的。)

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(タイトル「ホラーポッター」)

極めつけはこのハリーポッターです。

どこからどうみてもHarry Potterと書いてあるこのお城。(Hogwartsとも書いてありました。)

入ってみたら、ハリーのハの字もなくただのお化け屋敷でした。(しかもものすごく長い、恐怖。)

USJで、本物のハリーポッターと比べて確かめてみたい。。

しかし、J•Kローリングさんは、これは認めてないんじゃないかと思うよ!!

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(タイトル「パンツははいた方がいいよ」)

その2【仏教】

この国で一番印象的だったのは「仏さま」です。

ホテル、食べ物屋さん、散髪屋さん、洋服屋さん、市場でも、

どこにいっても、小さな仏さまが鎮座していました。

こんなのです。

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「商売繁盛のためにお参りは欠かさないわ!私たちは仏教徒だからね!」

ベトナムの仏様って、私たちでいう大黒さま、エビスさまのような存在なのかもしれない。

日本的な、慈悲深い静かなお顔の仏さまとは、ちょっとちがう。

(こんな、ちょっといやらしい顔してるもんね。笑。「フホホホ!」ってかんじ。。)

ベトナムで至るところに見た、ちょっと商売っ気にあふれたお茶目な仏さま。

日本の仏さまより、なんだか生き生きしていて、楽しそう。

大きな寺院などは町中ではあまり見かけませんでしたが(チョロンには中国式の大きなお寺がありました)、ベトナムの民衆にとって、仏さまは遠い存在として離れた場所から拝むものじゃなくて、すぐ近くで、いつでも相談できる存在、心の中にしっかりと生きている存在なんだなって思いました。

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その3【目にはみえないこと】

「サイゴンから来たのね。」

ホイアンの街で「どこから来たの」と尋ねられ、ホーチミンと答えたときにそう言われた。

まだ、ベトナム人の心にはサイゴンが住んでいるんだ、と思いました。

ベトナムは長きに渡って、争いの絶えない国でした。

1975年に南ベトナムが北ベトナムに制圧されて1つにまとまり、サイゴンは消えホーチミンになりましたが、それ以前にも、何世紀にもわたって繰り返された中国軍の侵略と支配、蒙古襲来、フランス植民地支配、日本軍の進駐、アメリカとの戦争...etc たくさんの戦争、北と南に分かれての国家内でのにらみ合い、隣国カンボジアとの闘争etc、四方を海に囲まれた日本からでは想像を絶するような過酷な時代を超えて、今が在ります。

「ベトナムに限らず、東南アジアの国々は、とくに近代に入ってから、日本にくらべてはるかに辛く悲しい歴史を体験してきた。各国が一世紀、二世紀にわたって体験した植民地主義は二発の原爆とはケタ違いの傷を、物心両面にわたりこの地域に刻み込んだ。現実にほとんどの国々が、過重な植民地時代の残滓を今もかかえ、そこから抜け出そうと必死の努力を続けている。」                    (1989年「サイゴンから来た妻と娘」より 近藤紘一著)

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今はもう地図からなくなってしまった国の跡も、戦争の跡も、ここから目でみることはできない。

メコン河岸から見るこの景色からは、あんな路地が、あんなバイクが所狭しと走っているなんて、

両足のない物乞いのおじいさんや、靴みがきの少年がいるなんて、わからない。

ちょっと前には戦争があったなんて、南北に分かれていたなんて、信じられないくらい近代的で整っている。

日本にも同じような建物がいくらでも建っている。遠目では違いがよくわからないくらい似ていて、

世界はみんな、大義的には同じ方向を向いているように感じました。

コンクリートの高層ビル、きちんと舗装されたアスファルトの道、

スーツとネクタイ姿のサラリーマン。

クーラーの効いた快適な家、かっこいい車。

かしこまった格好のドアマンがいるホテル、シャネルやヴィトンのお店、高級なデパート。

それが「いいこと」と、みんなが言う。

世界中どこもかしこも、「同じ方向」に否が応でも引きずられている。

みんなが「それ」を持てるように、日本企業だって「発展途上国」でがんばっている。

私だって、もう快適な家や車なしじゃ、生きられないって思っているし、

すっかり、「いいこと」ばかりを満喫してしあわせにやっている。

それが本当に「いいこと」なのかどうかは、きっと何百年か後にならないと、

本当にはわからないんだろう。

だけど、どの国も目指す先が同じなんだとしたら、街がどんどんそうやって変えられていく

のだとしたら、きっと旅は味気ないものになってしまうんじゃないかと思う。

この国で出会った人たちの目の輝き、ぱっと周りを照らし出す笑顔。

力強さ、素朴さ、あったかさ、怜悧さ、たくましさ、人間の底知れない生命力。

突然降り始める雨、照りつける太陽、巨大な街路樹、自然の圧倒的な強さ、豊かさは、

たしかに本物でした。(きっと、仏さまをいのる心も!)

この先もずっと、街はめまぐるしく変わっていく。遠くからみれば「思ってたより近代的」に。

だけど、細い路地で出会う、思いがけない楽しいストーリーたち、人々をはじめ、

近くにいかなきゃわからなかったたくさんのことは、いつまでも変わらないでほしいなぁと勝手に思うのでした。

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